高レベル放射性廃棄物処分シンポジュウムと南大隅町

 昨年12月17日東京都江東区で開催された高レベル放射性廃棄物処分シンポジュウムの模様が本日(平成23年1月30日)付の朝刊に掲載された。

 これまで南大隅町日記に記載していたキーワードのオンパレードに、思わず笑ってしまった。そのキーワードは、(1)限界集落(2)福祉施設の立地(3)自分達は町のためにいいことをしているんだと言う主張・・・マァなんと上(主催者)から下(南大隅町の核誘致論者)までオウム返しのごとく同じ主張、同じ論法・・・・金太郎アメみたい・・・(影の声・・・立派な発言をされるパネリストの方々に一言、言いたい。・・・・パネリストの皆さんは、まず自分の生まれ育った町に出かけ、高レベル放射性廃棄物処分シンポジュウムで発言した内容を、ふるさとの人々に話をし、自分のふるさとに高レベル放射性廃棄物処分場を誘致するため頑張りたいと、旗をふっていただきたい。その覚悟があっての発言だろうか??)

 まずパネリストとして責任ある発言をするのであれば、当然パネリストそれぞれのふるさとで高レベル放射性廃棄物処分場誘致を訴えるべきでは???そのことが本当の意味で責任ある発言である。(影の声・・都会育ちで田舎がないの!といわれる方は、父の出身地・祖父の出身地・母の出身地・祖母の出身地を、まず説得されることをお勧めする。)

南大隅町の議会関係者は2月25日鹿児島市で開催される高レベル放射性廃棄物処分シンポジュウムに何人ぐらい出席するのかな~・・・役場関係者は何人ぐらい出席するのかな~・・・高レベル放射性廃棄物処分シンポジュウムから帰ってきたら、限界集落解消のため核誘致したいとか、南大隅町財政再建のため核誘致したいとか、超高齢化自治体の南大隅町に福祉施設の建設をするため核誘致したいと言うのかな~

 そういえば、昔々やくざ映画真っ盛りの頃、映画館から出てきた若者は皆肩をいからして歩いていたっけ・・・あの現象と同じ現象が・・・例えば、かねて無口なあの議員も、飲むと饒舌なあの議員も、南大隅町に福祉施設を建設するため、核誘致を是非したいと鼻を膨らませながら言うのかな~

 こんな軽い内容の高レベル放射性廃棄物処分シンポジュウムであれば、仕事をほっぽってまで、別に鹿児島市まで聞きに行くほどの価値はないな~と筆者は判断した。

 その一方、高レベル放射性廃棄物処分場を受け入れないと言う市町村の条例化に対し、高レベル放射性廃棄物処分シンポジュウムにおけるパネリスト発言は国民を愚弄しているのでは?と勘違いするほどの内容が・・・その発言内容とは?

 高レベル放射性廃棄物処分場を受け入れないと言うことを条例化した市町村に対し、政治に無関心であることと関係ない話ではないと言い切っている。

 冗談じゃない!政治に関心があるからこそ、反対しているんだ。日本の原発企業が東南アジアに原発を輸出する見返りに東南アジア諸国から、高レベル放射性廃棄物は日本側で引き取ってくれ!と言う条件の話があることは、新聞の政治・経済欄に掲載されている非常に深刻な問題だ。

 被爆国日本をさらにさらに核の墓場にするつもりか?

 日本国中の高レベル放射性廃棄物処分問題も解決していない中、外国の高レベル放射性廃棄物処分まで日本に押し付けられることとなると、国内政治だけの問題ではなく、国際政治問題に発展する可能性もあるのでは????

 高レベル放射性廃棄物処分場の風評被害で、農産物の価格が下がるようなことがあれば、その地域の米は適正価格で国が買い取り続ける方法もあるとパネリストの方が言っているが、放射能汚染による健康被害や身分制度の時代に逆戻りするかもしれない健康被害による差別に対しては、一切触れていない。(影の声・・・そりゃ~~ツゴン ワリコチャ ユモンカ・・・ジャッネ!ジャッネ!ジャッネ!)

 HIVしかり、B型肝炎しかり、水俣病しかり、イタイイタイ病しかり・・・・これらの公害に対し、国も企業も因果関係がない!と言って被害患者を何年も何十年も苦しめたことを忘れたのか?

 今後、高レベル放射性廃棄物処分場の町で発生した甲状腺ガンをはじめとする種々のガンや奇形児出産や流産等に関し、まったく因果関係は問わず、健康被害は全部国の責任で補償すると言う約束ができるのか?病院代や仕事ができなくなったことに対する生活補償を子々孫々まで補償すると言う覚悟があるのか?他地域から差別を受け、結婚できない問題が発生した場合、子々孫々まで補償すると言う約束ができるのか?等・・・・もちろん立地協定書にきっちり明記し、重要書類として残す覚悟があるのか?

 故郷を愛する者はカネでは無いと言うことが為政者はわかっていない!一部の人は、カネで解決できるのであれば、故郷を高レベル放射性廃棄物処分場に売っても良いと考えている人もいるのは確かにいるだろうが・・・

 しかし正面からそんな本音は言えないので、南大隅町発展のためにも・・・・限界集落をなくすためにも・・・高齢者の町、充実した福祉施設を建設するためにも・・・お国のためにも・・・と言うような美辞麗句の枕詞を並べ、誘致に奔走している方々も実際にはいるだろう。

 以上のような方々は、高レベル放射性廃棄物処分シンポジュウムだけを利用し知識を得るのではなく、いわゆる官製の知識だけでなく、自分の力で書籍でも購入し、勉強しているのか非常に疑問????

 しかし立派なカラー広告・・・この1紙だけで、すくなくとも500万円~2000万円はかかっているのでは???こんなにお金があるんだったら、伊達直人になって、困っている人を助けてほしいな~~~立派?なことを発言している方々もボランティアとして出席しているのではなく、パネリストとしてお金もらったのかな~~~

 南大隅町をはじめとする鹿児島県農業は、雪害・桜島や新燃岳の火山灰・鳥インフルエンザ等で正月明けからダブルパンチ・トリプルパンチだ。本当に??地方を心配していただくのであれば、このような広告費を雪害・桜島や新燃岳の火山灰・鳥インフルエンザ等で困っている農家に寄付してほしい。

 寄付すること自体、法律の改正をしないことにはなかなか難しいと言う屁理屈が存在するのであれば、それでは、雪害や霜害にあったキヌサヤエンドウを、雪害や霜害にあっていない農産物と同じ価格で買い取り、福祉施設の子供達に食べさせていただきたい。(影の声・・・雪害や霜害にあったキヌサヤエンドウは湯がきさえすれば、雪害や霜害にあったことさえ、わからないぐらいになり、味も最高!)

 福祉に力をいれたいと言う旨の意見を、立派な肩書きをお待ちのパネリストの皆さん方が述べているのだから、まず、農家の福祉&福祉施設に対する福祉、これこそ一挙両得では?・・・ん~なかなか日本も捨てたもんじゃないぞ!

 景気の悪い時代、消費税を上げなければならないぐらい国が逼迫している時、なぜ?このような広告費が事業仕分けの対象にならなかったのかな~~~

 就職氷河期で就職先がない大学生の方々に、このようなお金を生かすことはできなかったのかな~~~


 

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