核廃棄物10万年の危険

 BS1・世界のドキュメンタリー核廃棄物10万年の危険を視聴した。いゃ~まったくぅ~~放映初っ端からクライマックスになるとは考えてもいなかった。
 まずドキュメンタリーの製作者が冒頭語る部分・・・20世紀初頭フィンランドオルキオト島ではじまったオンカロ(注)核廃棄物最終処分場のこと・フィンランド語で隠し場所の意)は22世紀になってはじめて完工すると言う・・・(影の声・・・土木業者が誘致したいのは、この長期間工事が必要なんだと言う魅力ある部分だけなんだろうな~~ふるさとを思う気持ちはまったくなく!せこい考え!)

 平成21年度の郡小学校の学校便りを拝見すれば・・・郡小学校の児童数の変遷がのっています。ちなみに郡小学校の児童数は昭和12年が317名、昭和42年が307名・・・児童数が100名を切ったのは昭和52年からです。なお、平成21年度の南大隅町全体の児童数は339名ですから、昭和40年代の郡小学校1校に匹敵する児童数しか南大隅町にはいないと言うことになります。(影の声・・・昭和52年頃、旧佐多町・旧根占町の執行部や町議会は人口流失対策を、どのようにしていたのだろうか?何?も対策をしていなかったツケが現在に回ってきたのだろうか??・・・)

 特に旧佐多地区は、なぜ?急激な人口流失に歯止めをかけることができなかったのだろうか?・・・核誘致論者は言います。地元に働く場所さえあれば、人口の流失は、なかったと・・・・本当かな??

  現在も旧佐多町は、土木業者2社で13億を売り上げる町・・・なにが魅力がなくて、なにが不満で、旧佐多町から人口は流出するのか?南大隅町当局は転居する人々に対し、きっちりとしたアンケート調査をし、今後の人口流失対策とすべき必要があろう。離婚する時だって、なんで?なんで?離婚理由は?と話を突き詰めていけば、ちゃんとした理由がわかるのと同じ、現在でも旧佐多地区での土木関係の売上げは相当あるのに・・・人口流失?原因調査すべきだ!・・・・

 ちなみに旧佐多町の上位1社は港湾関係の仕事をしているので、旧佐多町上位1社を除き、旧根占町も上位1社を除いた比較をしてみれば、旧佐多町1社6億の売上げに対し、旧根占町の土木業者の売上げは2社で7億の売上げ。これに社員数がわかり、そのうえで社員数を旧佐多町と旧根占町別に比較すれば面白いと思うけど・・・

 核誘致論者は言います。地元に働く場所さえあれば、人口の流失は、なかったと・・・・核誘致論者の言葉のトリックは、はたして本当なのでしょうか?郡小学校の児童数が極端に減少していく昭和50年代から平成10年頃まで、他市町村の土木業者が非常に羨ましがるほど、旧佐多町のあちこちで港湾工事をはじめ、道路拡幅工事や河川改修工事や田畑の整備事業が盛んに行われていた事実に核誘致論者は一切触れていない。なぜなの?ふ・し・ぎ?

 当時、旧佐多町は6000人~7000人の小さな町であったにも関わらず、生コン会社が2社もあり、生コン車は2社で15台ほどはあったように記憶する。この生コン車がフル稼働していた時代も人口減少は確実に旧佐多町はあったわけだから、核を誘致し、その関連工事で人口増を図ろうなんて・・・昭和50年代から人口が急速に減少(特に児童数)した本当の原因をつきとめなければ、人口増はありえないと言うことを核誘致論者は知るべきだ。ちなみに、平成21年度の郡小学校の児童数は8名・・

 南大隅町内の1昨年の公共工事の売上高を参考にしてみてみれば、旧佐多町の土木・建築会社2社が売上げトップを占めています。この2社だけで13億・その一方、旧根占地区が13億の売上げを上げるには?・・・3社合計してやっと13億・・・いかに旧佐多町の土木・建築関係の売上げが現在も順調にあることがわかります。

 旧佐多町選出の議員さんが平成20年の議会で質問しています。児童数が減少し、家族ごと転居し、地域が疲弊する・・だから小学校の統廃合を・・・・

 市町村合併すれば地域が疲弊することは合併以前からわかっていたことだし、実際問題として旧佐多町と旧根占町が合併して、わずか3年も経過していない段階で、人口流失がみられたと言う事実を知った上で、さらにさらに学校の統廃合を執行部に迫る姿勢・・・・筆者はこの論理がわからない・・・市町村合併で人口流失を本当に学習したのかな~~~と思う。

 人口流失問題は旧佐多町と旧根占町が合併する前に学習しておくべき重要問題であったはず・・・合併しなければ、財政が破綻していた??とんでもない!どんな大きな会社も破綻します。破綻させて再生の道を選択したほうが、お互い幸せになれ、そして一番得策だったはず・・・・

 それでは、合併して南大隅町の台所は豊になりましたか?豊になっていないでしょう!本当は、一旦財政破綻させ、再建団体となって、再出発すべきが正解だったのです。

 小学校の統廃合で、今後さらに人口流失に拍車がかかり、特に旧佐多町の急速な疲弊はまぬがれない!と筆者は予測する。各小学校が廃校になれば、先生方もいなくなるし・・・・さらにさらに寂しくなるだろうな~と思う。統廃合問題・・・これで南大隅町は、旧佐多町の人口流失の加速と言うパンドラの箱を開けてしまった。

 これらの問題点を総括し、見えてくるものは?核誘致しさえすれば旧佐多町に仕事が増え人口が増加すると言う、核誘致論者のまやかし説得は、これで完全破綻です。


 少し脱線しました。本題にもどります。ドキュメンタリー製作者は、このオンカロは10万年の安全性が必要だが・・・過去人間が作った建造物は、その10分の1の時間も姿や形を保ったものはありませんと断言している。そういえばエジプトのピラミッドだって、わずか紀元前2700年前に建造されたのに、形が壊れている。ドキュメンタリー製作者の言葉は、ぞ~っとするほど重みのある言葉だ。

 ドキュメンタリー製作者は続けて言う・・・放射性廃棄物は人間に害を及ぼさないこともできない!消し去ることもできない!

 次にフィンランドのエネルギー放射線原子力センターのヴェンドラ・パイル女史は、放射線が発見されて、わずか100年程度である。放射線は、まったく目に見えず!まったく臭いもしない!それなのに人間の身体にあたると、放射線はエネルギーの小さなパッケージであるため、人体を通過し、DNAを傷つけてしまう。

 その結果、吐き気・嘔吐を繰り返し、被爆から2週間後、下痢と出血が始まり、数週間以内に死亡にいたると女史は断定します。

 高レベル核廃棄物誘致論者の常套語は、フィンランドでも高レベル核廃棄物処分場の建設が始まった、始まった、ハジマッタ、始まったとオウム返しのごとく言っています。しかしフィンランドのオルキオト島は、単独で高レベル核廃棄物処分場の建設が始まったのではないと言う事実については、誰も触れません。

 なんと現在、フィンランドのオルキオト島では、(1)原発3機が稼動中・・・そしてそのほかにも、(2)サイト内処分場向廃棄物処理建屋・(3)SFR向廃棄物処理建屋・(4)極低レベル廃棄物処分場が稼動中なのです。

 このことから見えてくるのは、フィンランド政府は苦肉の策として、国民の安全を図る立場と放射能の拡散を防ぐ意味から、オルキオト島に核関連施設を集中して建造したことが窺えます。

 筆者は今まで南大隅町日記にも記してきたが、原発建設地はそれなりに地盤も強固であるはずだから、それぞれの原発建設地内に、責任を持って高レベル核廃棄物処分場も建設すべきだ!がいよいよ現実問題となりつつある。(影の声・・・電力会社の社長を含む役員は、安全性が担保されていると強弁するのなら、まず自ら、原発建設敷地内に家族ともども住むべきだ。)

 もちろん、東南アジア地域に原発を輸出建設するのであれば、その地域内で高レベル核廃棄物処分場まで立地・建設するのが原発輸出企業の責任だ。

 BS世界のドキュメンタリー核廃棄物10万年の危険の中の、高レベル核廃棄物処分場の建設場所やその設計・完了の想像図に衝撃が・・・地下500mから地上に伸びている何十本かの管?・・・多分、核の熱を地上に放出する管であろうが、完全密閉ではないの?熱の放出?それって放射能の拡散ではないの?高レベル核廃棄物処分場近辺は放射能汚染地帯になる運命?・・・ガン多発地帯??

 南大隅町は、町民の生命・財産を守ることが自治体の最優先課題と、まず知るべきだ。

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